修二会(お水取り/お松明).2009
東大寺修二会(3月1日~3月14日)
修二会(しゅにえ)とは、東大寺二月堂に祭られている秘仏「十一面観音」の前で、日常の過ちを懺悔する祈願法要です。僧侶たちが世の中の罪を一身に背負い、一般の人々に代わって苦行を引き受けます。
正式名は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」といいますが、旧暦の2月に行われる行法であることから「修二会」と呼ばれるようになりました。他にも、もっとも盛り上がる3月12日の水と火の行法から、「お水取り」や「お松明」とも呼ばれます。
お松明の動画
■上から撮っためずらしい映像
(建物が燃えてしまいそう!)
修二会の見所であるお松明の火には、罪や汚れを焼き払うと言う意味が込められており、お松明の火の粉を浴びると一年を無事に過ごせると言う信仰があります。また、燃え残った炭を持って返ると無病息災のご利益があるということで、炭を持って帰る人もいます。
二月堂の下はとにかくすごい火の粉と灰なので、服装に注意してください。燃えやすい服や焦げたら困る服は着ていなかい方がいいでしょう。髪も守れるといいですね。
修二会(お水取り/お松明)の歴史
修二会が始まったのは、東大寺の大仏が開眼した天平勝宝4年(752年)、これは仏教伝来から200年目の年でもありました。それから1250年以上、一度も欠かすことなく行われている不退の行法です。「おん祭」もそうですが、奈良にはこういった歴史の長いお祭がたくさんあります。
修二会(お水取り/お松明)の見所
修二会はお水取りと呼ばれることが多く、水の行かと思われがちですが、どちらかというと火の行です。水の行であるお水取りは秘儀であり参拝者はほとんど見ることができませんが、火の行であるお松明では東大寺二月堂の軒先が巨大な炎に包まれて圧巻です。
お水取り
3月12日の深夜(13日の午前1:30頃)から、若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式が行われます。
ちなみにこの「お香水」は、福井県から送られてきたものです。3月2日に福井県の若狭小浜にある神宮寺で「お水送り」の儀式が行われ、若狭鵜の瀬に注がれたお香水が、10日間かけて二月堂の「若狭井」に届くとされています。小浜市といえばアメリカのオバマ大統領就任でにぎわっていましたね。この機会に、お水送りから見に行くのもいいかもしれません。
- お水送り
修二会(お水取り/お松明)の日程
勘違いしている人も多いのですが、お松明は3月12日だけではありません。3月1日~3月14日までの二週間19時前後(日によってちがう)から毎日やっています。
12日のお松明が一番大きいのと、この日しかやっていないと勘違いしてやってくる人ととで12日はとても混雑します。通行規制があり、二月堂に人が押し寄せるので、お松明を立ち止まって見られるような状況ではありません。また、期間中の土日も混雑するので、お松明をゆっくり見たいなら期間中の平日がねらいめです。
詳細はこちら:東大寺ホームページ
お松明の開始時刻と本数
| 3月1~11日 、3月13日 |
19:00~(約20分間)10本 土曜・日曜は特に混雑が予想されます。 |
|---|---|
| 3月12日 | 19:30~(約45分間)11本 車の交通規制や徒歩での通行規制もあるのでお早めに行動しましょう。 ※お水取り(13日の午前1:30~) |
| 3月14日 | 18:30~(約5分間)10本 短い間隔でお松明が連続して上ってゆきます。この日も混雑が予想されます。 |
修二会(お水取り/お松明)の交通規制
3月12日は16時~21時頃まで、周辺道路の交通規制も実施され、自動車での進入が出来なくなります。また当日は、東大寺周辺の入場規制が行われ、時間によってはお松明が見られなくなるのでご注意ください。
少し古いですが過去の修二会交通規制。
2009年度の交通規制はわかりしだい掲載します。




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